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打ち抜き加工-パンチング

材料を二つ以上に分離する作業 の中でもっとも多く利用されているせん断加工の一種であり、汎用金型を使って板材から必要な形状の部品を外形抜きする加工のことをいいます。


この「せん断」という言葉、切断加工でも出てきました。そちらでは「鋏のように物を挟んで力を加えて断ち切ることや、そのために使う機械を指す」と書きましたが、ウィキペディアには「工学においては英単語shearの訳語として、物体内部の任意の面に関して面に平行方向に力を作用させた状態を指す」と書かれています。
なんだか難しい言い回しですが、実際の加工の例としてはシャーリングによる切断や、金属の板を上下から金型で挟み込んで力を加え、板に穴をあけることなどが挙げられます。


穴あけ用の金型は棒形(上型とかパンチとかいいます)とドーナツ形(下型、ダイといいます)をしており、上の棒が下のドーナツの穴にほとんどぴったり入る大きさになっています。
これで金属の板を挟み込み、瞬間的に強い力を加えると、金属板は上の棒に押された部分を中心に下方向に伸びようとしますがドーナツのふちに邪魔されて伸びられないため、棒が直接当たっている部分だけが押されるままにちぎれ、板に穴があくという仕組みです。


このようにさまざまな形状のパンチとダイで板に穴をあけていく加工を穴あけ加工と呼び、少しずつ範囲を重ねて連続で穴をあけることによって金型そのものとは異なる形状の穴をあけることを打ち抜き加工と呼びます。
金型には棒とドーナツの穴が丸ではなく四角になっているものもあり、この金型で板材に正方形の各辺を描くような形でたくさん穴をあけると、金属板を四角く切り取ることができます。このようにして、金属板から製品を「打ち抜く」わけです。


この打ち抜き加工は弊社ではNCタレットパンチプレス機という加工機械を用いて行っています。
この「NCタレットパンチプレス機」略して「タレパン」は、あらかじめデータ(金属板のどの位置に、どの金型で何回加工するか)を入力することで、タレット(回転機構)にセットされている次々に切り替え可能な金型と、金属板をつかんで自在に移動するクランプを駆使して、様々な形状に金属板を加工することができます。

打ち抜き加工-パンチング