板金素材は大きく2つに分けられます。
板金加工材料の中で最も多く利用され流通性のよいのがこの冷間圧延鋼板(SPCC)です。ツボタテクニカでは主に厚み 0.5 ~ 3.2 ㎜の鉄板を加工しています。 板の大きさは幅×長さ×厚みで表し、主に以下の寸法があります。
ちなみに材料記号はJIS規格によって規定されており、原則は次の通りです。
低炭素鋼にクロムまたはクロムとニッケルを加えたもので耐食性がすぐれています。ステンレス鋼板は軟鋼に比べて硬度、引っ張り強さが強く、熱伝導性はよくありません。
ステンレス鋼板の材料記号は、Steel(鋼)、Special Use(特別用途)、Stainless(さびない)の太文字部分をとってSUS(サス)と呼ばれます。
ちなみに材料記号はJIS規格によって規定されており、原則は次の通りです。
非鉄金属材料の中で板金材料として最も使われているのが銅、銅合金類、アルミニウムとアルミニウム合金です。その理由として、銅は機械的性質、耐食性に優れ、アルミニウムは非常に加工性のよい材料であることが挙げられます。
ちなみに、アルミニウム合金の材料記号は次の通りです。